交通事故被害者が知らないと損する、交通事故損害賠償「裏常識」 物損事故からムチ打ち被害者後遺症まで、知ってて得する知識です。あまり知られてない損害賠償の裏側と損しない損害賠償請求を解説します。

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2009年04月04日

■検証 自賠責保険と任意保険の関係 その3


検証 自賠責保険と任意保険の関係 その3

「120万円の魔法 後編」



今回は、示談の際に保険会社が提示する損害額の計算書と120万円の

関係から、どの様に払い渋るかを検証していきたいと思います。



本当は実際の数値の操作法や実例を挙げてお話をしようと資料をそ

ろえていたのですが、実際にお話しするとあまりにも長くなってし

まうことに気がつきましたので、人身傷害限度額120万円以内に損害

を抑えるための保険会社が取る特徴的な行動パターンのお話をします。



では、任意保険会社が被害者に支払わなければならない損害賠償を

ここで確認してみましょう。



治療費、通院交通費、休業損害、傷害慰謝料が主なものになります

が、場合によって入院雑費、介護費、後遺障害障害慰謝料、逸失利益

などの支払いも生じます。



普通の軽微な人身事故の場合は、治療費、通院交通費、休業損害、

傷害慰謝料の支払いですので、この部分から見ていきます。




■ 治療費を払い渋る・治療費を値切る・治療を打ち切る



治療費は「任意一括」対応をしていますので、直接被害者に支払わ

れる事はありませんが、セカンドオピニオン等で大きな治療機関に

行きたいという場合に、なんだかんだと理由をつけていかなくて済

むように被害者を説得する事例は多々あります。



気の弱い被害者は、保険会社の言いなりになってしまいますので、

これも一種の払い渋りになります。



もっと凄い払い渋りの例は、直接治療機関に対して診療費の値引き

を迫る保険会社です。



ある例をご紹介しますが、これは実際に相談があったもので、非常

に信憑性があります。



ある整骨院で働く方からのご質問で、「交通事故で受傷した患者さ

んの施術料を自由診療で保険会社に請求していますが、一般的に

自由診療では健康保険診療の2倍程度の施術料を請求するようです

ので、当院でもそのように計算し保険会社に請求をしています。


すると必ず値引きをするように保険会社にいわれ困っていますが、

何かよい方法はないでしょうか?


又、患者さんがまだ痛がっているのにも関わらず施術を中止する

時期を保険会社に指定され、やむなく中止することもしばしばです。


患者さんの為にも、何か良い方法があったら教えてください。」



というものがありました。



この質問から、明らかに保険会社による整骨院への施術料の値引き

や治療中止による払いしぶりが存在することが分ります。



この質問の中にもありましたように、治療の中止を医療機関に対し

通告することは以前から知られてはいましたが、このようにあから

さまに行われているとは驚きです。



多くの被害者さんが恐れている保険会社による「治療の打ち切り」

(正確には治療費立て替えの保留)が堂々と行われていますが、

治療機関の理解と被害者の知識があれば阻止できることは以前に

お話をしています。




■ 通院交通費を払い渋る



普通に公共交通機関や自家用車等を使用して通院した場合は問題は

あまり生じないのですが、やむおえずタクシーを使用しなくてはな

らない場合は非常にシビアーな保険会社の対応を受けることになり

ます。



通院にタクシーが使用できる条件は、公共交通機関による通院が困難

な場合とされていますが、この困難な場合を保険会社は「ギプス等で

歩行が困難な場合」と決め付けています。



タクシーを使える条件はそのほかにも沢山あるのですが、保険会社

にギプス装着以外の事情でタクシーを使用したいのですがと確認す

ると必ず使えませんといいます。



社会通念上妥当と思われるタクシー使用条件に関して、支払いを

認めない場合、何故認めないのかを文書にて回答して欲しいとお願

いすると、「勘違いでした。どうぞご使用下さい。領収書は必ずも

らって下さいね。」このような返事が返ってくることが多々あります。



しかし、ここで素直に認めたからと安心してはいけません。



タクシー料金が高額になるような場合、払いしぶりの手段その2を使

うことで、しっかり払い渋ります。



「すいませんがタクシー代は立て替えておいて下さい。示談の際に

まとめてお支払いさせていただきます。」といわれたどうでしょう。



例えば、片道3~4千円、場合によっては往復1万円のタクシー代を

立て替える勇気が普通の被害者に果たしてあるでしょうか。



たとえ保険会社が示談の際にきちんと支払うといっていても、もし

その場になって払えませんといわれてしまったらどうしようと不安

になると思います。



被害者のそのような心理を逆手にとり、わざと「立て替えておいて

下さい」というは、立派な払いしぶりではないでしょうか。




■ 休業損害を払い渋る



休業損害の払いしぶりを真剣にお話しすると、それだけで2回分ぐ

らいの量になってしまいますので、いずれ特集でお話しするとして

ここでは概略をご説明します。



払い渋りの典型的な例としては、口頭で質問すると「払えません」

という手口です。



普通の被害者さんは、保険会社とのやり取りを一々録音などしてい

なことを保険会社は知っていますので、とぼけてウソをいいます。



知識のある被害者であれば、どうして払えないのか説明して欲しい

と詰め寄りますので、その場合勘違いでしたといって支払います。



しかし、知識のない被害者の場合払えないといわれると何か釈然と

しない気持ちは残りますが、そうなのかと納得して諦めてしまうた

め、本来は受取るべき正当な休業損害を受取らずに示談をしてしま

います。



それでは詐欺ではないかとおっしゃる方もおられると思いますが、

日本では損害賠償の立証責任は被害者にありますので、請求されな

かったので支払わなかったと保険会社にいわれてしまえばどうにも

なりません。



示談が成立した後に、本当はもらえたはずの休業損害があったと気

がついても後の祭りです。



「私が保険会社に聞いたら払えないといったじゃないか」と言った

所で、保険会社は得意な言った言わないの水掛け論に持ち込み、

最後は逆切れして「じゃあ、言ったという証拠をだせ!」となります。



そこで、保険会社との会話を録音もせず、いわれたことを鵜呑みに

し払い渋られた知識のない被害者の誕生ということになるわけです。



ですので、赤鬼がいつもメルマガでしつこく書いている「知識は

最大の防御であり武器である」ということを忘れないでいただきた

いと思います。



保険会社とのやり取りで疑問に思ったら先ず調べてみることです。



保険会社の言っていることが本当の事なのか納得行くまで調べ、

調べても分らないことは適切な本を購入したり専門家を探して聞く

ことが大切です。



特に休業損害の場合は、被害者さん個人の就労状況がまちまちな

ため、正確な算出にはしっかりとした知識を必要とします。



例えば、ごく普通のサラリーマンの場合の休業損害の算出は簡単で

すが、農業とサラリーマン、漁業と農業と出稼ぎ、兼業主婦、

学生アルバイト、特殊なサービス業(接待業)など事例を挙げれば

限がないほどの就労状態が存在します。



それぞれに休業損害の算出の方法がありますので、保険会社に聞い

ても適当に払えませんと言われてしまえばそれまでです。



払ってもらえるかどうかの判断基準として一番重要なことは、その

収入が証明できるかできないかということになります。



確定申告をしていれば問題ありませんが、していない場合に収入を

証明することは非常に厄介な作業となります。



農業や漁業は最寄の役場で平均的な収入を知ることができますので、

その数字を根拠に請求も可能ですが、給与明細のないホステスさん

のような場合、被害者のホステスさんが1ヶ月何十万もらっていたと

保険会社に申告した所で、専業主婦と同じ休業損害額以上を支払う

ことはありません。



話が大分それてしまいましたが、次に傷害慰謝料の払い渋りです。




■ 傷害慰謝料の払い渋り 



これについても、真剣にお話をしていると大変長くなりますので、

大切なところをお話します。



傷害慰謝料というのは、普通に慰謝料と言っている入・通院慰謝料

のことです。



事故にあって一番先に思い浮かべる言葉は何ですかと色々な人に聞

いたところ、多くの人が慰謝料と答えたのにはびっくりというか

苦笑しましたが、やはり事故には慰謝料がつき物ということが分り

ました。



この慰謝料計算でも保険会社は結構姑息な手段を使って払い渋りを

してきます。



一番多いのは、根拠のない(意味不明な)計算式を使い任意保険

支払い基準と大嘘をついて低い金額を提示してくる手段です。



以前赤鬼のメルマガでもお話しているように、現在任意保険支払い

基準は存在しておらず、明確な数値で決められた「自賠責保険支払

い基準」とおおよその目安としての算定基準を示している「地方

裁判所支払い基準」の2つしかありません。



平成14年4月までは、実際に「任意保険支払い基準」というものが

存在していましたが、保険の自由化に伴い廃止されていますので、

いまだにその基準があるかのようにいって被害者を納得させようと

する保険会社の担当者にはあきれてしまいます。



正確には、各保険会社独自の算定基準を設けているということです

が、ほとんどの会社は以前の任意保険支払い基準を少し変えた程度

のものを独自の算定基準といって使っています。



★ 任意保険支払い基準に騙されるな!



ここで注意が必要なことは、任意保険支払い基準で計算させていた

だきましたという言葉に騙されないことでです。



普通の被害者であれば、自賠責保険支払い基準すら知りませんし、

まして地方裁判所支払い基準などは裁判の時に使うものもしくは

その存在すら知りませんので、示談の際は任意保険支払い基準に

よって計算するものだと思い込んでしまいます。



すると、計算されてきた金額を見ても少ないなとは思いますが、

何故少ないと思うのか、何故少なくなっているのかということに

真剣に疑問を持ちません。



疑問を持って保険会社に金額が少ないのではと聞いても、任意保険

支払い基準で計算していますのでこうなりますとしか答えません。



しかし、被害者が計算式の根拠を尋ねるだけの知識を持っていれば、

話は変わってきます。



意味不明でインチキな計算式に対し、「この計算式の説明をして下

さい。自賠責基準では実通院日数を2倍した日数と総治療日数のど

ちらか少ない方の日数に4200円をかけて計算することになっていま

すが、任意保険会社ではどの様に計算したのですか?この式のこの

数値は何を意味するのですか?」このように聞いたらどうでしょう。



保険会社の担当者はインチキがバレて答えに困りますので、「この

計算は経理担当のものが作りましたのでもう一度確認して後日改め

てうかがいます」といって早々に引き上げていきます。



又、きちんとした計算式で提示してきた場合は、「任意保険会社支払

い基準は廃止になったと聞いていますがいかがですか?」と聞き、

「はい、任意保険会社の当社の基準で算定しています」と答えたと

します。



あなたはなんと言いますか?



赤鬼なら「一保険会社が勝手に作成した支払い基準に従わなくては

ならない理由は何ですか? じゃ、私も今から算定基準を作ります

ので、それで計算してください」といいます。





いかに被害者の知識の有無が損害賠償額に影響するかがお分かりい

ただけたと思います。



払い渋る保険会社が一番悪いのですが、学習しない被害者にも責任

があります。



事故解決はマニュアル選びが重要!赤鬼の無料「交通事故マニュアル比較ナビ」




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赤川 静雄(赤鬼)

Author:赤川 静雄(赤鬼)
交通事故の損害賠償は、被害者に立証責任があるため、知識がなければ支払われない損害が沢山あります。保険会社の人は決して教えてくれない、知らないと損する損害賠償の知識を公開します。賢い被害者になって、大いに得しましょう!

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