交通事故被害者が知らないと損する、交通事故損害賠償「裏常識」 物損事故からムチ打ち被害者後遺症まで、知ってて得する知識です。あまり知られてない損害賠償の裏側と損しない損害賠償請求を解説します。

このブログはまぐまぐメルマガ「知って得する交通事故損害賠償請求」のダイジェスト版 です
メルマガでは中身の濃い役に立つ情報を無料で配信しています

--年--月--日

■スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009年02月14日

■「むち打ち症」実はむち打ちではなかった!?

事故解決はマニュアル選びが重要! 「交通事故マニュアル比較ナビ」



■ むち打ち症は裁判で不利になるか まとめ



今回は、「むち打ち症は裁判で不利になるか!?」の総まとめです。



今回のシリーズでは、どうして「むち打ち症」が後遺障害認定され

難いのかというお話に始まり、損害賠償において裁判では実際どの

ような判断がされているかについて詳しくお話してきました。



その中で、やはり問題になる最大の部分は「むち打ち症」の病態の

特殊性です。



神経に関する疾患ですので、他覚所見がない場合も多くなかなか

後遺障害が認定されない、あるいは裁判で損害を減額されてしまう

といったある種の偏見のようなものが根強く残っているのも事実です。



損害賠償の立証責任は被害者にありますので、偏見を取り除くだけ

のきちんとした立証をすれば良いのですが、病態の特殊性ゆえ困難

な部分が多々あります。



最近では、むち打ち症の発症メカニズムにおいて以前と違った事実

が明らかになっています。



むち打ち症の名前の由来は、1928年(昭和3年)にアメリカの医学者

H.E クローにより報告された「whiplash injury of the neck

(ウィプラッシュ インジュリー オブ ザ ネック)」によるもの

です。


whipおよびlashはどちらも「むちを打つ」と言う意味で、injury of

the neckは首の怪我(損傷)ですので「むち打ち損傷=むち打ち症」

になります。



これはどのようなことで報告をされたかといいますと、当時アメリ

カで航空母艦から離発着する戦闘機のパイロットに奇妙な症状が多

発し、その原因がどうも離陸時のカタパルトと着陸時のアレスティ

ング・フック による加速度変化からくる首への強い衝撃が原因では

ないかとする報告です。



離発着時の急加速・急減速によるパイロットの首への大きな負荷が、

パイロットの首に何らかの損傷を与えることにより、頚部痛、上肢

の痺れ及び感覚麻痺、頭痛、吐き気、耳鳴り等の症状が発症すると

報告しています。



「むち打ち症」は、首がしなり過屈曲・過伸展する動きが、むちを

打つ動きに似ていることから、そのような名前が付けられています。



日本においては、アメリカのクロー報告から30年後の1958年(昭和

33年)に報告され、自動車事故(追突事故)によっても同じような

損傷が発生することがわかってきました。



しかし、多くのむち打ち症の場合は他覚所見がありませんので、

当時の医師は非常に困惑し色々な傷病名を付けていました。



代表的なものでは、頚椎捻挫、頚部挫傷、外傷性頚部症候群、外傷

性頚椎捻挫といったものから、患者の主な自覚症状が「めまい」と

いうことから「めまい症」などと書かれた診断書までありました。




■ 「むち打ち症」実はむち打ちではなかった!?



最近の「むち打ち症」に関する色々な研究から分ったことですが、

追突事故においてむち打ち症の原因とされる首の過屈曲・過伸展は、

実際に実験して検証した結果おこらないとが分りました。



では、どのような動きになるかと言うことですが、実際追突された

場合の首の動きは、過屈曲・過伸展ではなく複雑な後方への動きに

なり、首が無理やり後方にひねり伸ばされた状態になることが分り

ました。



ですので、以前言われていた追突された瞬間に頭が後に反らされ、

その後前に跳ね返っていくいわゆるむち打ち運動は起こらないとい

うことですが、ではなぜ頚椎の損傷が発生するかについては、まだ

まだ医学的に謎に包まれた部分が沢山存在しているのが現状です。



解明されないむち打ち症の謎が、さらに損害賠償を複雑にしている

ことは、裁判所の判断が多種多様であることからも明白です。




■ 無傷限界値の見直し



無傷限界値というのは、追突事故の際加害車輌の速度がある速度

以下の場合はむち打ちが起こらないとされる値のことです。



よく言われていた数値で、15キロ以下ではむち打ちは起こらないと

する意見に対し、15キロは少々値が大きいから12キロにしてはどう

かなどと議論をしていましたが、先ほどの実験により低速度でも十

分に起こりうる可能性があることも分ってきました。



かつて、むち打ち症撲滅を企み作成された論文は、現代の科学によ

り真実が解明されることで否定され、少しずつむち打ち被害者に有

利な部分も増加しています。



ある保険会社の実験において、人間ではなく猿を実験対象にし一定

速度以下で「むち打ち症」は発症しないと言う乱暴な論文も、すで

に過去の遺物と化しています。



頚椎捻挫型、神経根圧迫型、交感神経異常型と大きく3つに分ける

ことができる「むち打ち症」ですが、中にはどれにも当てはまるも

のとどれにも当てはまらないものが存在しています。



目に見えない何らかの原因によって起こるむち打ち症の場合、多く

の人から疑惑の目で見られていることも事実であり、「痛い痛い」

と通院する人の中には真の詐病が含まれることも又事実で、悩まし

いことです。



このよに複雑な損害賠償の世界に、毎日多くの被害者が言われもな

く送り込まれています。



真実と偽りの混在するむち打ち症による民事交通事故損害賠償請求

の難しさ、無知な被害者に対する保険会社の払い渋り、詐病の人々

は、日夜赤鬼の頭を悩ませ続けています。



詐病の人たちは赤鬼の周りには存在しないのですが、どこかにその

ような輩が存在するがために真の被害者が救われない状況は、非常

に残念でなりません。



その部分を解決する為には、交通事故の被害者のフリをして保険金

詐欺を企む人がいなくなれば良いのですが、とはいっても無理な話

です。



実際問題としては更なる現代医学による「むち打ち症」の研究が進

み、今までは他覚所見がないとされていた部分を何らかの医学的見

地で所見できるよう、医療関係者の方々のさらなる努力をお願いす

る以外にありません。



むち打ち症被害者が苦労せずに正当な損害賠償金を受取れる日が、

1日も早く来ることを赤鬼は願っています。


事故解決はマニュアル選びが重要! 「交通事故マニュアル比較ナビ」



スポンサーサイト

■コメント

■コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

<<  「交通事故・お辞儀をしたから過失割合50%!?」 | Blog TOP | 「過去に14級が認定されると再び14級は認定されない!?」 >>

はじめまして!

赤川 静雄(赤鬼)

Author:赤川 静雄(赤鬼)
交通事故の損害賠償は、被害者に立証責任があるため、知識がなければ支払われない損害が沢山あります。保険会社の人は決して教えてくれない、知らないと損する損害賠償の知識を公開します。賢い被害者になって、大いに得しましょう!

お役立ちリンク

キーワードSEO対策

  • seo

リンク

交通事故調査

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

カテゴリー

月別アーカイブ

ブロとも申請フォーム

あし@

リンク

ブログ内検索

RSSフィード

ブログアクセスUPの新時代「BLOG Junkie」ブログを見てポイントGET!ポイント使ってアクセスUP!

SEO対策:損害賠償SEO対策:交通事故SEO対策:自動車保険SEO対策:自賠責保険SEO対策:車検SEO対策:任意保険SEO対策:傷害保険
サイトマップラス
Powered by SEO対策
キーワードアドバイスツールプラス Powered by SEO対策
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。