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2010年05月14日

■「脳脊髄液減少症」についてのご質問



「脳脊髄液減少症」についてのご質問です



以前一度ご相談をさせて頂いたTと申します。


今一度ご教授頂けたらと思いましてメールさせて頂きました。


昨年5月に100:0の被害者で腰椎捻挫、頚椎捻挫で治療を受けてきました
がめまい、ふらつき、耳鳴りなどもありましたが仕事も忙しく何とか仕事を
10月末ごろまでしておりましたが痛さと辛さと限界に達し休職をとり現在に
至っております。


休職をとり実家に帰り通院したところ「脳脊髄液減少症」の疑いがあり病院を
紹介されその病院の脳外科を受診しましたら脳脊髄液減少症ということが判明
し12月の後半にブラッドパッチの手術を受けました。


経過は順調でまだ多少の痛み、吐き気、ふらつきはあるものの今月の半ばに一度
復職をしてみようと思えるほどに回復し実家から現在のN県に戻ってきて体調の
様子を伺っているところです。


先日、保険会社から連絡があり休んでいたので収入が無く休業損害を請求したと
ころ保険会社は手術代の支払を拒否し、2月末で治療を打ち切り後遺障害の申請
をしろと言われております。


また、今更思い出したのですが事故当日は仕事の帰りに立ち寄ったお店駐車場の
出来事で今から労災に申請をしても良いものなのか等、何をどうしたら良いのか
困ってしまいました。


なお現在は第三者行為で社保に届出はしております。


N県で通っていたお医者様に今の状況をお話したほうが良いのか話さないで
後遺障害の申請をしてもし後遺障害が通ればそれを治療費に当てたほうが良い
のか・・・後遺障害が通らなければ全く意味の無いことになるし等、脳外科の
先生は6ヶ月は月1回だと思うのですが通いなさいという感じです。


分かりずらい文章で申し訳ありませんが何か良いアドバイスを頂けたらと思い
ます。


お忙しい中お手数ではございますがよろしくお願い致します。




*****************************************************************



【赤鬼から】


こんにちは はじめまして 赤鬼(赤川)です



この度のT様の事故につきましては、心よりお見舞い申し上げます。



「脳脊髄液減少症」とのことですが、「低髄液圧症候群」の傷病名のときは

健康保険でのB.P(ブラッドパッチ)治療ができましたが、脳脊髄液減少症に

名前が変更された時点で、健康保険によるブラッドパッチ治療はできなくなって

います。



理由としては、交通事故などによる鞭打ち状態と脳脊髄液減少症(低髄液圧
症候群)との発症の関連が詳しく解明されていないためです。


そのようなことから、多くの損保会社は「脳脊髄液減少症」の治療費を支払わ
ない傾向にあります。


そうした状況下で労災が適用されるのであれば、状況はかなり違ってきます。


脳脊髄液減少症は健康保険(労災も同様)での治療はできませんが、今まで
通り頚椎捻挫として治療を継続することで労災での治療が可能になります。


労災認定されれば、治療費の負担がなくなり休業損害も確実に受取れますので、
経済的にはかなり楽になります。


ただ、問題は確実に労災認定されるかということと、今後脳脊髄液減少症の
治療をどの様に継続していくかになります。


最初の労災認定に関してですが、


> また、今更思い出したのですが事故当日は仕事の帰りに立ち寄った
>お店駐車場の出来事


とありますので、立ち寄ったお店の場所が会社に帰るための通常考えられる
ルート上にあり、しかもそのお店に立ち寄った理由が私的な目的ではなく
キチンをと業務上必要な行為であったかが問題になってきます。


遠回りをしたりタバコを買う為に立ち寄ったのであれば認められませんが、
通常のルートでお茶や水を購入したのであれば、水分の補給は生きる為に
必要な行為であることから業務上必要な行動ということになり認められます。


次に、後遺障害の申請と治療継続に関してですが、脳脊髄液減少症を頚椎捻挫
の一疾患と捕らえて治療をすることが、現時点では得策と考えます。


2007年に脳脊髄液減少症の専門研究班ができ、今後交通事故との因果関係や
原因等を究明していくと思われますが、現時点で脳脊髄液減少症として治療及
び後遺障害申請をすることは時期尚早と思われます。


最近では、訴訟において脳脊髄液減少症と事故の因果関係をめぐる裁判で、
損保側が控訴を断念したため勝訴(東京高裁)した事例がありますが、まだ
まだ訴訟の現場では厳しい状況が続いています。


現在の症状が比較的軽快しているのであれば、今後は頚椎捻挫として治療を
継続し、頚椎捻挫での後遺障害認定を目指されることが一番よい方法と考え
ます。


ですので、N県の病院で治療を継続してください。


脳外科での治療費に関しては、示談の際セカンドオピニオンという形で請求を
されれば支払われる可能性は高くなります。


頚椎捻挫で後遺障害が認定された場合には、当然地方裁判所支払基準での解決
になりますので、セカンドオピニオンの治療費に関しても妥当性を強調するこ
とで全額支払拒否はなくなります。


>脳外科の先生は6ヶ月は月1回


とのことですので、今後はやはり頚椎捻挫での治療を継続されてはいかがで
しょう。


脳脊髄液減少症に悩む交通事故被害者さんは、健常者には想像もつかない苦しみ
を背負って生活しています。


症状のきつい方の中には、周囲から仮病と言われることから「いっそ死にたい」
などと思っておられる方も多いと聞いています。


今後早急にこの疾病の解明を急ぎ、一日も早く被害者が安心して治療できる
環境を厚生労働省に築いてもらいたいと強く感じています。


最新の情報では、4月の13日に厚生労働省が「脳脊髄液減少症」の検査に
健康保険が使用できることを医療機関に通達することと、2012にはブラッド
パッチ治療を保険適用にすることが決まっています。


これから、研究班の成果などから患者さんに対して救いの手が伸べられて
行くようですので、よかったと思ってます。

がんばってくださいね。



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