交通事故被害者が知らないと損する、交通事故損害賠償「裏常識」 物損事故からムチ打ち被害者後遺症まで、知ってて得する知識です。あまり知られてない損害賠償の裏側と損しない損害賠償請求を解説します。

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2010年05月13日

■「加害者が被害者を告訴するか?」



「加害者が被害者を告訴するか?」


埼玉県在住 HAMAさんから保険会社の対応についてのご質問



私は40代前半の男性です。


昨年5月上旬に渋滞停車中に追突を受けました。


車両は双方、大きな損害もなく、外見、傷のみでしたが、私は気分が悪く
立会いでの検証はできませんでした。


検証後、顧客(自営業なので)へ、そのまま向かいました。


車両についてはすぐに先方の保険会社(以降、「Z労災」)が対応しましたが、
人身については担当者が違うということで、後ほど連絡させるということでし
たが、待てども暮らせど来ないので、1週間後、加害者を通して連絡をしてもら
らったところ、「社内事情で手違いがありまして・・・・一刻も早く医師のいる
病院へ行ってください。」とのこと。


10年来の早朝ソフトボールの仲間(年上ですが)である、医師へ尋ねたところ、
「頚椎症だね。事故との因果関係は難しいよ。」と・・・・


通院時にZ労災からは、病院の連絡先を聞いて以降、何もこちらに連絡がありま
せんでした。


電話で諸事情や経過説明をして、なぜ、その後、連絡をくれないのかと言った
ところ、担当責任者が電話口で私と直接、会いたいとのこと。


約束を交わし、喫茶店で会いました。


しかし、その時、信じられない言葉が・・・・「今回の事故に関しましては
事故から3か月しか通院に掛る費用は出ません。」と、きっぱりと断りを入れ
られました。


こちらが、「でも通院していても、収まる気配はないし、保険を切られた後も
症状が残らないか不安です。」と、申し上げましたが断固と譲りません。


「断固」と言っても、言葉のトーンは弱いもので、その後の電話での話も
同様のものです。


私は3か月の通院しかできないと思いこみ、そこで7月以降、8月の上旬に
至るまで、知人の医院に、ほぼ毎日通い、治療に専念することにしました。


もちろん、仕事はセーブ状態です。


その間、無料の弁護士相談を受けました。


「第三者傷害に関わる・・・・」という手続きを行えば、国保でも病院へは
通えるということです。


必要事項で加害者の自賠責保険番号などが必要なので、すでに加害者側
(Z労災が用意した)の弁護士に、その旨を伝えたところ、「本件に関しては、
これ以上の通院を必要とするものではないので、自賠責保険番号が必要であれば、こちらはその旨を前提としてお出しすることになりますが、それでもいいですか?」
ということで、私はそれでは困るので、聞きませんでした。


打ち切られた月の月末、勝手にまとまった金額が入金されていました。


振込はZ労災からです。


弁護士に確認しましたが、弁護士は知らずに「確認します」と、
何ともやりとりが噛み合っていないというか・・・・


9月の上旬に弁護士に示談の書面も交わさずに勝手に、請求もしていない
示談金が振り込まれるのは困るので、その旨、手紙で連絡したが、今をもって、
その返信(釈明)を受けていません。


こちらは手紙にも書きましたが、気持ちが悪い金は受け取れないので、返金する
旨、書き記しています。


その後は国保扱いで知人の医師のところへ行っていましたが、同じソフトボール
仲間がMRIを勧めてくれたり、また、他の看護師の知人が前職の医師を紹介し
てくれて、その医師のところへ転院しました。


転院後は早速、市立病院へMRIの予約をとってもらい、そこで、頚椎の異常が
発見されました。(Z労災には個人情報のため、知らせていないようです。)


初めの医師にもMRIについて確認しましたが、私の状態は「頚椎症」なので、
必要ないとのこと。


ちなみに、転院後の医師は、通常、経過が良好にならなければ、定期的にレン
トゲンは撮るし、MRIは必須だろうと言っています。


ここだけでも、同じ医師である見解が違うのは驚きです。


その後、転院後の医師が「保険屋とのやりとりは私に任せてください。」と
いうことで、お願いしてあり、医師が「保険の担当責任者が私のところへ来る
ので話を聞いてみる」とのこと。


通院時に医師より、「相手の保険はどうかしてるね?電話1本で、貴方(私)
と、私(医師)を告訴するって言ってるよ。なんでも、信頼している医師
(初めの医師)のところへ行くといったのに、私のところに転院してきて、
治療を継続していることが気に入らないらしい。もちろん、私は怒鳴って
やったよ。真面目にやれって。」と。


何でも、今の医師は「医師の診断に基づき治療は、患者を診ながら行っている
もので、保険屋の杓子定規な決まり事でやっているわけではない。」と、
憤慨しています。


前置きあながくなりましたが、ここで本題の質問なのですが、


・加害者(Z労災)が、被害者を告訴するという事例があるのでしょうか?


・示談は金が先で書面は後なのでしょうか?(私はお金を戻しても書面を優先
 したいと考 えています。)


・ノラリクラリしているZ労災をキチンとテーブルに着かせる方法は
 ありますか?


・一般の損保「会社」と、Z労災のような「組合」の違いを教えてください。


・進展している上記の状況で、貴殿発行のマニュアルを利用した方がい
 いですか?


 私自身、お金の問題など、どうでもいいと考えています。


その代り、頚椎症は仕方ないにしろ、事故前の首の痛みのない、肩の張りのない、
両こめかみの痛みのない、左手しびれのない体に戻して欲しいです。


これができないのであれば、通院時に必要な最低限で結構なので、掛る費用を
持ってもらいたい。


私の気持ちは、ただそれだけです。


それができないのであれば、全面的にZ労災と闘います。


埼玉県在住 HAMA


*****************************************************************


【赤鬼からの回答】



> 「今回の事故に関しましては事故から3か月しか通院に掛る費用は出ません。」と、
> きっぱりと断りを入れられました。



保険会社(共済組合)が一方的に被害者の治療を中止する法的根拠はありません

ので、全く横暴な払い渋りです。



場合によっては金融庁の相談窓口に通報することもひとつの方法ですが、

時間がかかりすぎるのが欠点です。



> 必要事項で加害者の自賠責保険番号などが必要なので、
> すでに加害者側(全労災が用意した)の弁護士に、その旨を伝えたところ、
> 「本件に関しては、これ以上の通院を必要とするものではないので、
> 自賠責保険番号が必要であれば、こちらはその旨を前提として
> お出しすることになりますが、それでもいいですか?」ということで


この文中に書かれている以下の回答も間違っています。


> 「本件に関しては、これ以上の通院を必要とするものではないので、


被害者には治療をする権利があり、加害者には被害者の損害としての治療費
支払の義務がありますので、一方的に治療の期限を定めることはできません。


また、自賠責保険の番号等は交通事故証明書を700円払って入手すれば,
そこに保険会社名と番号が記載されていますので、加害者の弁護士に尋ねる

必要はありません。


>「第三者傷害に関わる・・・・」という手続きを行えば、国保でも病院へは
>通えるということです。


これは、健康保険組合に提出する「第三者行為届け」のことで、不法行為に
よる怪我の治療費を健康保険が支払うことは、社会通念上おかしなことですので、
当然健康保険組合が医療機関に支払った7割の治療費を加害者に求償することに
なります。


その際に、本来は被害者が有する治療費に関する損害の請求権を健康保険組合に
移さなくてはなりませんので、その手続きが「第三者行為届け」になります。


先ほどの話に戻りますが、自賠責の保険会社と番号が分かっただけでは手続き
ができず、加害者の念書等の入手等も必要になり大変面倒ですので、今回の
ように共済が手続きをしないということを健康保険組合に相談すると、代行して
もらえます。


いずれにしても、弁護士とZ労災の対応は酷すぎます。


> 1 加害者(全労災)が、被害者を告訴するという事例があるのでしょうか?


Z労災だけに限らず、損保会社が「債務不存在確認訴訟」というものを提起する
ことがありますが、数としてはほとんどないといった方がよいでしょう。


今回も、加害者側弁護士が法律がよく分からない素人の被害者に対して、
威圧目的でそのようなことを言っていると思われます。


非常に悪質な弁護士であり、法の番人とは言いがたい輩です。


ちなみに最近で「債務不存在確認訴訟」を提起される人たちは、当たり屋と
呼ばれる人や明らかに「詐病」と思われる人たちです。


> 2 示談は金が先で書面は後なのでしょうか?(私はお金を戻しても書面を優先したいと考えています。)


示談とは、加害者と被害者双方が納得して和解契約をする意味ですので、
一方的に進められるものではありません。


まして、被害者の了解も得ずに勝手にお金を振り込むという行為は、非常識です。


この場合、Z労災に文書にてお金を振り込んだ理由を回答させてください。


その際、こちらの了解も得ずに勝手に何日に振り込まれた金額XX円は、何を
意味するのかを聞くことで、日にちと金額を文書に残すことができます。


> 3 ノラリクラリしている全労災をキチンとテーブルに着かせる方法は
   ありますか?


先ほどの振込の件や、一方的な治療の中止等の非常識な行為に対して、金融庁に
相談することや、精神的な負担を強いられたことでの民事損害賠償訴訟を提起
することも可能ですので、なるべく証拠に残るものを収集してください。


電話でのやり取りを録音しておくことはもちろんですが、そのほかにも文書で
残せるものは残してください。


> 4 一般の損保「会社」と、全労災のような「組合」の違いを教えてください。


損保会社との違いですが、要するに助け合いの精神から生まれた共済により運営
されている損害賠償保険が救済組合の自動車保険ですので、運営費が組合員の
出資や共済加入のお金のため、保険料が損保会社に比べると格段に安くなっている
ことです。


そのため、損保会社と同じように保険金を支払ったのでは経営が成立ちません
ので、被害者に対する保険金の支払は損保会社より渋くなります。


極端な話ですが、保険会社がウソをついて払い渋るとしたら、共済組合は
騙して脅かしても払い渋らなくては経営が成立たないということです。


すべての共済組合がそうではありませんが、傾向的にはそのような組合が
多く存在しています。


> 5 進展している上記の状況で、貴殿発行のマニュアルを利用した方が
   いいですか?


現時点で一方的に加害者側に攻められてしまっていますので、一旦砦を築く
ためごく普通の保険知識から学習することが必要になります。


ですので、利用した方がいいですか?と問われれば、利用した方がよいと
答えます。


しかし、ご利用の云々よりも問題は、今の下記のような考え方です。


> それができないのであれば、全面的に全労災と闘います。


戦うという攻撃的なスタンスでは、相手の規模と経験から考えて全く勝ち目は
ありません。


ただ大声を張り上げて怒っていても何も解決しませんので、ここは逆にとことん
冷静になり事実を見つめるようにして下さい。


被害者の勝利は、正当な損害賠償金を全て受取ることですので、そのためには
民事交通事故損害賠償の知識を深め被害者の請求権を知らなくてはなりません。


被害者の最大の武器は知識であり、知識さえあれば騙されるのではないかと
いう不安から開放され、逆に攻める勇気がでてきますのでしかりと学習して
ください。


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Author:赤川 静雄(赤鬼)
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