交通事故被害者が知らないと損する、交通事故損害賠償「裏常識」 物損事故からムチ打ち被害者後遺症まで、知ってて得する知識です。あまり知られてない損害賠償の裏側と損しない損害賠償請求を解説します。

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2009年10月20日

■「加害者が経営する病院で治療する!?」

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「加害者が経営する病院で治療する!?」



問題:


Aさんは会社から帰宅途中に車にはねられ怪我をしました。



加害者はたまたま近所の整形外科の院長でしたので、是非私の病院で

治療をして欲しいといわれましたが、Aさんは加害者の病院で被害者が

治療をしてもよいものか疑問を感じました。



もちろん通勤途中の事故ですので労災が適応されましたが、はたして

Aさんが加害者の医師に怪我の治療をしてもらうことに問題はないので

しょうか?



  
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

【正 解】  


        
答:何の問題もありません



今回は損害賠償の話ではありません。



このところの記事が労災関連ということで、かなり面白くないのではと

思い、少しやわらかめの雑学にしました。



あなたが加害者の医師に治療をしてもらうことを、なにやら怪しく感じる

としたら、それはきっとあなたの心の中で色々な憶測が飛び交っている

からだと思います。



適切な治療がなされれば全く問題ありません。



加害者と被害者、医師と患者を一緒に考えるからおかしくなるので、

全く別の関係と捕らえることが必要です。



しかし、やはり人間は想像することが大好きですので、色々なことを

考えつきます。



加害者が医者だから、後遺障害診断書を作成するときに内容を水増し

してくれるように被害者の立場で言ってみようとか、保険会社に治療

期間を長く言ってもらおうとか、考えれば限がありません。



しかし、これらの行為すべては医師法に抵触してきますし、後遺障害の

不正な認定を策略した場合、立派な保険金詐欺になりますので、いずれに

してもこのようなことは行われないと考えた方が普通です。



ただ、加害者の医師が被害者を逆恨みしている場合、「入院中に被害者が

原因不明の死!」というサスペンス劇場の始まりにもなりかねません。



そこまで大げさでなくても、医師の心の中でこの患者のおかげで免許停止

になり高い罰金を払わされたという逆恨みが増幅するかもしれません。



「注射をするならワンランク太い針で」ですとか「腱反射のテストを

する時は思いっきりたたいてやろう」などという事態にならないという

保証もありません。



できれば加害者の病院で治療しない方が無難ではと思うのですが、

赤鬼の考えすぎでしょうか。


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赤川 静雄(赤鬼)

Author:赤川 静雄(赤鬼)
交通事故の損害賠償は、被害者に立証責任があるため、知識がなければ支払われない損害が沢山あります。保険会社の人は決して教えてくれない、知らないと損する損害賠償の知識を公開します。賢い被害者になって、大いに得しましょう!

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