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交通事故被害者が知らないと損する、交通事故損害賠償「裏常識」 物損事故からムチ打ち被害者後遺症まで、知ってて得する知識です。あまり知られてない損害賠償の裏側と損しない損害賠償請求を解説します。

このブログはまぐまぐメルマガ「知って得する交通事故損害賠償請求」のダイジェスト版 です
メルマガでは中身の濃い役に立つ情報を無料で配信しています

2007年08月

2007年08月31日

■「後遺障害認定と異議申立」その3


交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら




----------------------異議申立------------------------


後遺障害認定で「非該当」になっても、諦めることは

ありません。

回数に制限無く異議申立が出来ます。


異議申立とは、後遺障害認定等級に不満がある場合や、

非該当になった場合、自賠責保険会社に新たな医証や

画像と共に、前記の結果に対し異議を申し立てることです。


私も、この異議申立で後遺障害の認定を受けました。


後遺障害認定について正しい理解がなされていれば、

さほど難しいことではありません。


私個人の意見(感想)ですが、自賠責調査事務所は、

故意に初回の認定作業で非該当にして、相手の出方を

見るような傾向があります。


あきらめてしまっては、調査事務所の思う壺です!


どうせ、そんな物ですから、矛盾を発見するのにさほど

苦労はしません。

私の場合は、非該当通知書の理由部分の矛盾を追及する

ことで、簡単に認定されてしまいました。


後遺障害認定でお困りの方は、その時学んだ後遺障害認定

させるための異議申立書の記載法方などを詳しく解説した

「究極の交通事故損害賠償請求完全マニュアル」
http://www.jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html

を活用することで、解決の道をお探し下さい。


【まとめ】


■交通事故被害者の損害賠償額に大きく影響する

後遺障害認定の場にも、保険会社の払いしぶりが形を

変えて、入り込んでいます。


不幸にも被害者になり、後遺障害を残してしまったら、

保険会社に払い渋られないため、徹底的に勉強し対抗

しなくてはなりません。


私も、頚椎捻挫いわゆるムチ打ちで後遺障害を残し

ましたが、やはり最初の認定結果は「非該当」でした。


■しかし、後遺障害診断書を作成する早い段階から、

後遺障害に関する多くのことを調べ、学び、ある時は

主治医に相談し、又ある時は追加記載をお願いしながら

最高の診断書を書いてもらいました。


その当時の私は、自分の後遺症に関してだけは、

一般の医師以上の知識があり、非該当の理由書を読み終えた

瞬間に異議申立の内容が頭の中で完成していました。


すぐに、異議申立の書類を作成し、念を押すための新たな

診断書を添付して異議申立を行い、後遺障害はいとも簡単に

認定されまた。


■一般の方には非常に複雑に思える一連の後遺障害認定

ですが、弁護士や司法書士に依頼しなくても、知識さえ

入手できれば自分自身で全て出来ます。


逆に、全てを自分自身ですることにより、後遺障害が

認定されやすくなる事実を、私自身が今回の事故で

学びました。


他覚所見に乏しい「頚椎捻挫」を後遺障害認定させる

ために、このようなものを載せて良いものかと考え

ましたが、自賠責調査事務所の医療照会用紙、

自賠責後遺障害診断書、各種検査用紙、後遺障害非該当通知書、

異議申立書、後遺障害認定票の実物をマニュアルに登載し、

その一部始終を解説しています。。

http://www.jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html


★さらに、どうして自分自身で後遺障害認定の申請を

すると認定されやすいのか、言い換えると、どうして

他人任せにしたときは認定され難いのか、そして、

そこに潜む隠された後遺障害認定妨害の実態も

解説しています。


後遺障害認定でお困りの方はは、是非ご活用ください。
http://www.jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html

次回のセミナーは、後遺障害認定申請の2つの方法、

「加害者請求(事前認定)」と「被害者請求」です。



【編集後記】

今回のセミナーは、いかがでしたか?

交通事故の損害賠償では、聴きなれない言葉が

多く出てきて、難しく感じるかもしれませんが、

これを克服しない限り保険会社の

払い渋りに対抗することは出来ません。


分からないことは、ご遠慮なくメールで

お問い合わせください。


署長感謝状:人命救助2人に贈る--.../'交通事故':パトカーに追われ、ミニバ.../<'交通事故'>ワゴン車横転8人死傷 神.../わー/病は気から・・・病院へ行こう!/3人かな。/今日も大好きでした/安全な自動車、開発競争加速/「ハワイ0円、グアム0円、海外旅行保.../11病院が受け入れ拒否/何ともお粗末な緊急医療体制
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2007年08月30日

■「後遺障害認定と異議申立」その2
交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら







後遺障害が認定される、言い換えれば後遺障害の認定申請を受けるには、

最低6ヶ月の治療が必要ですから、通院も当然1ヶ月ではなく6ヶ月以上に

なります。


いかがですか?

150万円と言う数字の意味が、お分かりになりましたでしょうか?



■しかし、同じ期間通院したのにもかかわらず、後遺障害認定が非該当

(後遺障害と認定されないこと)の場合には、ほぼ自賠責基準による

入通院慰謝料と休業損害での示談解決を、任意保険会社に迫られる

ことになります。


■後遺障害が認められない場合、訴訟をしたところで、確たる支障を

立証する事は非常に難しく、例え裁判で立証できたとしても、

費用対効果を考えるとあまり意味の無い事例がほとんどです。


■判例集の中に、費用対効果を考えて意味があるのかと思うような案件が

少なくありません。

簡単に例をあげますと、後遺障害認定では非該当であった被害者が、

自己の障害や支障から後遺障害14級とし、総額780万円の損害賠償の

支払いを求めた訴訟で、判決は後遺障害14級相当の支障をを認めましたが、

金額は220万円ほどでした。


確かに、訴訟をする前後で、損害額総額が任意保険会社提示額の2.5倍

ぐらいにはなったでしょうが、訴訟に費やした時間と費用を考えてみると、

私は疑問を感じます。

裁判の必要経費と弁護士報酬を差し引くと、費用対効果があったのか、

それとも単に意地で訴訟をしたのか不明ですが・・・。



■賢い被害者は、このような案件であれば、訴訟をする段階以前に

対策を講じて後遺障害を認定させてしまいます。


どうすれば、訴訟によりやっと認められるような後遺障害を、

訴訟もせずに認定させるのか?


■簡単です!


訴訟するために作成する診断書や検査結果、画像や医大系の病院で教授に

書いてもらう意見書などを、後遺障害認定を受けるまでに用意すればよい

だけのことです。

少々解りづらい言い方でしたが、要するに、訴訟をするくらいなら、

当初より後遺障害認定に力を入れればよいという事です。


後遺障害認定の知識不足を、訴訟で補うから費用がかかり過ぎて、

意味の無い行動になってしまうのです。


ここが重要なところですが、多くの交通事故被害者の方は、これらの

ことをあまり理解されていないようで、訴訟さえすれば、高額の賠償を

受け取ることが出来ると、勘違いしています。



■先ほどの例のように、同じ期間に同じ日数を通院し、しかも同じ症状の

「頚椎捻挫」で後遺症が残った被害者でも、後遺障害認定の仕方によって、

認定と非該当に分かれてしまいます。


特に他覚所見に乏しい場合は、後遺障害診断書の書き方で大きな差が

出ます。


■では、そもそも後遺障害認定はどのような過程で認められるのか、

一般の方には縁の無い世界ですが、間単にご説明します。



後遺障害認定申請に必要な書類及び資料。


★自動車損害賠償責任保険後遺障害診断書

★その他の診断書(セカンドオピニオン等で作成したもの)

★診療報酬明細書(レセプト)

★画像(RX・MRI・CT・その他サーモグラフィー検査画像など)

★各種検査結果



■実質的な後遺障害認定実務は、「損害保険料率算出機構」の

「自賠責損害調査センター」内に位置する「自賠責損害調査事務所」

が行っています。


被害者の後遺障害認定に必要な書類の流れは、加害者請求と被害者請求の

二通りありますが、それらについては次回のセミナーNo.5

「加害者請求と被害者請求」で詳しく説明します。


先ほどの、認定に必要な書類は、加害者加入の自賠責保険会社を経由して

自賠責損害調査事務所に送られます。

すると、調査事務所は、被害者が事故発生から※症状固定日に至るまでに

事故による怪我の治療で通院した全ての診療機関に対して、医療照会を

行います。

※(これからさらに治療しても症状がこれ以上軽快しないと判断された日、

  一般的には後遺障害診断書の作成日を指す)


■自賠責より送られてきた診断書や各資料と、医療照会の結果を見て、

後遺障害が存在するのか、存在するとしたら支障の程度からして、

後遺障害等級が何級が適当であるかを判断します。


判断の結果、後遺障害が認められれば等級認定票が、認められなければ

後遺障害非該当通知書が、加害者加入の自賠責保険会社を経由し、被害者に

送られてきます。



■後遺障害認定までのフローは概ねお分かりいただけたと思いますが、


ここで後遺障害認定実務において大きな問題が存在することを、

お話いたします。


ずばり言ってしまうと、「調査事務所は後遺障害を認めたがらない」ことです。

被害者にとっては一番厄介で、しかも実際の損害賠償に大きく影響する

非常に重要な事柄です。


後遺障害を認めたがらことには、きちんとした理由(裏事情)があります。



■自賠責損害調査事務所の裏事情をお分かりいただくために、この組織を

も少し詳しくご説明します。


この組織は、交通事故の増加に伴い、自賠責保険における交通事故の

損害調査を「公正、迅速、親切」に行う事をモットーに設立されたと

いっています。


しかし、その実態を考えると、どうも言っている事とやっている事では、

大きな差があるようです。


■この団体の運営資金の60%は加盟損害保険会社が提供しており、

さらに職員の多くは、加盟損保会社を定年退職したおじさんたちです。


認定作業は顧問医が担当するといってはいますが、このおじさんたちが

認定作業をしているのではないかと思われるような、調査結果を私自身が

受け取りました。


医師が書いたにしては、素人でも分かる医学的な間違いが数箇所あり、

果たしてきちんと認定作業がなされたのか疑問に思ってしまいます。


又、文章を読むと、後遺障害を何としても認定したくないという姿勢が、

あからさまに出ていて、非常に不愉快でした。


医療照会により後遺障害を否定する理由を述べる箇所では、

ある症状の問い合わせにおいて、4つの病院が症状を認める回答をしても、

たった1つの病院がその時点では不明もしくは認められなかったとする

回答をした場合、後遺障害全てを否定してしまいます。


多数決の原理でおかしいのでは?とは言いませんが、認定に不利な事項を

重箱の隅をつつくがごとく探し出して、その一つの事柄のみを大きく

取り上げて非該当にしていきます。


一般の被害者の方で、後遺障害認定の知識に詳しい方はすくなく、

又、後遺障害認定に詳しい医師も少ないため、まんまと調査事務所の

「認定したくない作戦」にはまってしまいます。


■知識があれば認定され、知識が無ければ認定されない事実は、

どう見ても自賠責保険における交通事故の損害を「公正、迅速、親切」に

行う事をモットーに設立されたという調査事務所の言葉と、大きく

かけ離れていると感じてしまうのは私だけでしょうか?


この調査事務所の認定作業は、全て非公開ですので、多くの医師は認定

されやすい後遺障害認定書の書き方を知りません。


■このようなことから、後遺障害認定は非常に難しく困難になっています。


頚椎捻挫にとどまらず、他覚所見がはっきり立証されており、明らかに

高等級が決まっている(骨折による変形など)後遺障害にもかかわらず、

その等級を薄めるためには、通常医学的にありえない理屈をつけ必死に

認定等級を低くする、調査事務所の努力はすさまじいものがあります。


 
このような圧力に、弱い立場の被害者が屈してしまうことは、

我慢できないだけではなく、許せません!


やっと最近になって「日本臨床整形外科学会」が、交通事故受傷による

後遺障害診断書の書き方を説明した本を出版しています。


認定されやすい後遺障害診断書の書き方や、「日本臨床整形外科学会」

発行の書籍の内容について、分かりやすく丁寧に解説している

「究極の交通事故損害賠償請求完全マニュアル」
http://www.jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html

を是非ご活用下さい。




悲劇が繰り返される奈良県の産科/弁護士/保険会社が教えてくれない自賠責保険.../ついにこの日がぁ…/緊急のお知らせです。/子供にも人気「なにわホネホネ団」っ.../事件ですか事故ですか/ふらんす/悲しいニュース。/男性はなんと弱い生き者か/'交通事故':パトカーに追われ、ミニバ.../格差社会の克服/たらいまわし/弁護士ってどんな仕事?/2007年8月29日のヘッドラインニュース/怖い話・・・/2007年8月29日のヘッドラインニュース/[医療][マスコミ]救急車事故+流産の.../ベトナムにヘルメット特需/次から次へと/More 13/'交通事故':パトカーに追われ、ミニバ.../ティッシュ配りのおじさんを見てた/シャドウ/お見舞い/同乗者に罰則、改正道交法に飲酒運転.../もうすぐ、1年になる。/産科・救急医療崩壊 repeat/奈良では子供は産めない?/奈良では子供は産めない?/弁護士について考えてみる/弁護士ドットコム/きちんと整備しようよ/奈良で妊婦たらい回し、搬送中の救急.../空き巣、強盗、痴漢、ストーカー…‥...

2007年08月27日

■「後遺障害認定と異議申立」その1
交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら


 


「後遺障害認定と異議申立」その1


後遺障害とは、治療が終わっても本来の健康な体に戻らず、

これ以上治療しても軽快することのない症状を言います。


交通事故における後遺障害の定義及び内容は、労働災害保険の

後遺障害と同じであり、後遺障害を発症した原因が交通事故に

よるものか、又は労働中におきたものであるかの違いです。


原因が自己にあり、しかも自己の管理する時間内に怪我をし

発症した後遺障害は、損害賠償の範囲には無いため、違った

意味での障害と考えられます。



交通事故における損害賠償において、後遺障害は非常に重要な

部分を占めています。

損保会社が支払う保険金の80%以上が、後遺障害関係に

関しての損害であり、高額の損害賠償請求には必ず死亡か

後遺障害が関係していることは、交通事故損害賠償を勉強する

者には、周知の事実です。


交通事故被害者が加害者に損害賠償を請求する場合、

後遺障害が認定されているか否かよる請求額の差は、

一般の人には想像できない数値であり、何倍あるいは

何十倍にもなります。


極端な例ですが、同じ治療期間で同じ日数を通院した

「頚椎捻挫」の被害者の場合、後遺障害の有無で最低でも

150万程度の差が出てしまいます。

ただ単に150万円といっているのではなく、きちんとした

根拠のもとに金額を提示しています。


■根拠を示します。

まず、後遺障害の14級が認定されれば、黙っていても

自賠責保険から自賠責保険支払い基準により、定額の

後遺障害慰謝料と逸失利益を併せた75万円が支払われます。


さらに、示談の際に地方裁判所基準で解決をするので

あれば、後遺障害慰謝料、入通院慰謝料や逸失利益における

自賠責保険と地方裁判所基準との差額を回収した上での

示談成立になります。


逸失利益は個人により収入の差がありますので、

除外して考えます。


先の自賠責基準での後遺障害慰謝料は32万円ですが、

地裁基準(赤い本)では110万円、通院慰謝料は自賠責が

12.6万円で、地裁基準(赤い本)が28万円です。


(110-32)+(28-12.6)=93.4

これだけで、すでに93.4万円の差が出ています。



前記の赤い本と青い本について説明しておきます

 
 
◆地方裁判所支払基準を一冊の本にまとめたものが、

いわゆる赤い本と青い本です。
 

地方裁判所支払基準は、交通事故の損害賠償を訴訟に

よって解決する場合の弁護士基準です。


あくまで民事交通事故訴訟における損害賠償額の

算定基準で、公式なものではありません。


算定基準は、財団法人 日弁連交通事故相談センターに

よって出版される「交通事故損害賠償算定基準」という

本に詳しく記述されています。


この本は2種類あり弁護士や交通事故関係の相談員などは、

赤い本・青い本と呼んでいます。


赤い本は、毎年出版されており日弁連東京支部が使用してい

基準です。

(最近は他の大都市の弁護士会も独自の算定基準を使用する

傾向です)

余談ですが、私の持っている赤い本の2006(平成18年度)版は、

表紙が赤色からピンク色に変わっています。


 
青い本は、2年に1回日弁連によって出版されています。

算定基準は、全国の地方裁判所におけるそれぞれの

判決傾向を考慮して決められます。


以前存在した任意保険支払基準を入れて、3種類の支払基準

のうちもっとも算定金額が大きいのは地裁基準で、次に

任意保険、自賠責保険の順です。


 例.1

 後遺障害等級14級における後遺障害慰謝料額。

 自賠責保険    : 32万円

 任意 保険    : 40万円

 地裁基準(赤い本):110万円



次回につづきます

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら



'交通事故後遺症'接骨院サービス/あ~/「足湯気分」北投石が毒素を吸い出す/【注意!】怪我をしている時に運転免.../手ぇ痛い…/ゲーム脳なんて/[つれづれ] 交通事故(2)/[health] 体調 …/平成堂整骨院 保険が使えるスポーツマ.../[いろいろ]マッサージ/NPO法人石川被害者サポートセンターはこのほど、石川県津幡町北中条の町文化会館で被害者支援フォーラムを開いた<

2007年08月25日

■高額損害賠償請求法その2

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら






「高額損害賠償請求法」は言い換えれば、いかに保険会社の

 保険金支払額削減対策いわゆる払い渋りに勝つかという

ことになります。

 法方として、すぐに訴訟を思いつく方は、交通事故損害賠償に

対してまだまだ認識不足であり、心のどこかで人任せの

他力本願的思考が働いています。


 もし、高額の損害賠償を実現したいのであれば、大切なことは、

 まず自分で交通事故損害賠償の勉強をしていくことです。

 
 今の社会は、情報社会ですから調べたいことは調べる気さえ

あれば、簡単に調べられます。

 
 その中には、無料の情報や有料の情報もありますが、

有料の情報が必ずしも有効な情報であるという保障は

ありません。

 
 全く嘘を書いている物は少ないのですが、有料情報は

ご自分でセールス文などから、本当に自分に必要な情報で

あるのかを判断しなくてはなりません。


 判断の目安として、裏わざと言うものには注意が

必要です。

 
 なぜなら、交通事故損害賠償の世界に裏ワザは

存在しません。

 交通事故に限らず、損害賠償は正当な損害を正当に

請求し正当に受け取る事が基本です。


 仮に、裏ワザが存在するとすれば、各種の保険金詐欺の

テクニックであり、正当な賠償金ではありません。


交通事故損害賠償の勉強を重ねていくと、自然と保険金詐欺

の手法を見つけ出すことができますが、それを

「高額損害賠償請求法」と私は言いません。

 私はあくまでも、正しい損害賠償の中での

「高額損害賠償請求法」を解説しています。

 
 もし皆さんの中で裏ワザ的な手法を期待しておられると

したら、完全な期待はずれですので、この先を読んでも

何も得られません。


 しかし、このセミナーを最後までお受けになれば、

もう保険会社に騙されて払い渋られることはありません。


 任意保険会社の手口を説明し、丸裸にしてしまいますので、

その後の料理の仕方は皆さんしだいです。


 上手く料理できれば、あまり複雑ではない案件は、

皆さん自身で十分解決できます。

 
 損害請求額の目安としては、50万円から1000万円前後

ぐらい、後遺障害等級なら12~14級程度なら、訴訟をして

もしなくても、しっかりした交通事故損害賠償請求の知識が

あれば、実際に受け取る金額は変わりません。


 
 もし皆さんがご自分の力で訴訟をせず、訴訟して得られる

賠償金総額の80%ぐらいの金額で示談出来たとします。

 
 訴訟には弁護士費用をはじめ色々な費用がかかりますので、

 実際に裁判をして判決で決定した金額から、弁護士費用や

諸経費などを引いた金額と、先ほどの80%の金額を比べると

あまり違いが出ません。

 
むしろ訴訟に比べ短期間で解決できるので、訴訟に費やす

時間や費用を考えると、私は皆さんがご自分で解決することを

お勧めします。

 それこそが真の「高額損害賠償請求法」になります!


 ただここで注意して 頂きたいのは、皆さんが勉強した

正しい損害賠償知識を保険会社に提示し、交渉をするのでは

ないということです。


 地裁基準を元に、いくら正しい計算をし保険会社に請求

しても、馬の耳に念仏です。


 決して保険会社は地裁基準で保険金を支払うことは

 ありません。


 ではどうするの?

 
 その法方を知るには、交通事故損害賠償請求を正しく

 理解する勉強が必須になってきます。

 一般の方が余り足を踏み入れる事の無い損害賠償という

 専門的な世界に、あえて入って行き勉強します。



 しかし、交通事故に初めて遭われた方に、これから

 交通事故損害賠償請求勉強し、すぐご自分で訴訟金額の

 80%の解決をすることは不可能です。

 
 私も初めて交通事故に遭遇した際、一般の方が余り足を

 踏み入れない交通事故損害賠償という専門的な世界に

 入って行き、地裁基準での結果を出すまでに、3年の貴重な

 時間を費やしました。


 大切な時間を節約したいとお思いになる方、はぜひ私の

 貴重な経験を活かして作成した

 「究極の交通事故損害賠償請求完全マニュアル」

 の御使用をお奨めします。


 マニュアルの目次を見ていただけばお分かりになると

 思いますが、

 後遺障害の「頚椎捻挫」を他の傷害に置き換えれば、

 交通事故損害賠償の知識が無い方でも、説明に沿って

 順番に行動して頂くと、地裁基準に近い金額での解決が

 出来るように編集されています。


 解決までの期間の短縮だけではなく、早い時期から

 後遺障害認定対策をする事で、高い認定率も期待

 できます。

 後遺障害が認定されることで、損害賠償額は一気に

 高額になり、究極の損害賠償請求への道が大きく

 開かれることになりますので、

 是非この機会に

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら


     
 
 ご使用をご検討されてはいかがでしょう?

K様邸 工事経過あ~~/突然死 変死 病死 検視 医務院制度 葬.../おひさしぶりです。/僕の前で花咲いた/流星ワゴン/アクセス制限/おもしろそーなんで/四国に帰省して来ました/4カ国語で広報作製 一関署平泉駐在所/子供は舞台の袖でかぶりつく/オール・アバウト・マイ・マザー/あの、地球博が再び?/安心・安全の町づくり 「交通・防犯安.../驚いた!!/秋の訪れは人知れず近づいて/心を動かす色彩/『明日の記憶』/魔法使いグループ(幸福の足音が聞こ.../其の三の続き/帰省 2/▼人殺し教師@新潟県/地震ニュース/人間のプロ/撲滅してないじゃん/○×バトン

2007年08月24日

■高額損害賠償請求法その1
交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら



 「高額損害賠償請求法」の基本は、交通事故損害賠償の

 正しい知識を身に着けることから始まります。


交通事故損害賠償の正しい知識とは何か?

 それは、正当な損害に対する正当な賠償を理解する

 ということです。


 細かいものから大きなものまであります。


 細かいものでは、カツラやメガネから、大きなものは

 人の命までさまざまです。

 それぞれを正確に最初から知っている事は法律家でもない

 限り必要はなく、そのような状況に自分あるいは家族が

 なった場合、いかに正確にそれらを知る能力があるかが

 問題になります。


 多くの場合、自分が被害者になった、あるいは家族が

 交通事故の被害になった時、最初に相談するのは周りに

 いる人間です。


 周りにいる人間が必ずしも皆法律や交通事故の損害賠償に

 詳しいとは限りませんが、事故で不安になっている時は、

 ワラにもすがる思いでそうした人達に相談します。


 しかし、そうしたことが大きな問題、言い換えれば正しい

 損害賠償の理解を遅らせ誤らせてしまう原因になって

 いるのです。


 もう一つは、損害保険会社の対応に大きな問題があります。


 そもそも、交通事故損害賠償請求では、損害の全てを

 被害者側が立証して保険会社へ請求することになっています。

(注:加害者が任意保険に加入していない場合この限りではない)

 
 当然保険会社は、加害者が加入している保険会社ですから、

 被害者に対して支払わなくてはならない損害賠償の債務の全権を、

 加害者より委任されています。

保険会社はご存知のように慈善団体ではなく営利企業ですから、

 収入より支出が少なければ少ないほど利益が大きくなります。

 そのため、保険会社は被害者には極力正確な(正しい)交通事故

 による損害を、教えない努力をします。

 聞かれなければ教えないだけならまだ良いのですが、聞かれても

 嘘を教えることもしばしばという情報は、周知の通りです。

 ある意味で、それが保険金払い渋りの出発点になっています。

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら




バスと自転車の接触事故/法律事務所リンク集/後遺障害にも絶対負けない!交通事故損.../お役立ちリンク集

 

 

2007年08月17日

■交通事故における治療と損害賠償

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
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損害賠償セミナー「交通事故における治療の概念」


■一般の治療と交通事故の治療で大きく異なる点は、多くの場合
加害者が存在することです。

 
自損事故も含め必ず問題になるのは、治療費を支払うのは
自分自身なのか、加害者なのか、保険会社なのかという
金銭的なことです。

ンタルな面では、自分の不注意から怪我をした場合は、
ある程度
諦めのようなものがありますが、他人に傷つけられた
場合の痛みは、怒りにより増幅され何倍にも大きなもの
になります。

さらに、保障と言う問題がおき、保険会社が関係してくると、
どんなにおおらかな人でも多少の苛立ちを感じるものです。

これには個人差もあるでしょうが、多かれ少なかれ何らかの
不満が生じるのは確かです。

交通事故における治療の特殊性は、患者と医師に加害者と
保険会社が加わることで複雑化しているのです。

中には、慰謝料目当てに必要のない通院を続ける患者や、
被害妄想から神経質になりドクターショッピング(転院を
繰り返すこと)をする患者など様々で、交通事故診療は
医療現場でも難しい課題の一つになっています。


■話を損害賠償面から見た交通事故治療に戻しますが、
ここで一度交通事故損害賠償にはどのようなものがあるか
確認しておきます。

交通事故損害賠償は大きく分けて、物的損害と人的損害に
分かれ、さらに人的損害は、積極損害・消極損害・慰謝料の
3に分かれています。

このセミナーでは、人的損害を中心に進めていますので、
この3つについて解説していきます。


★人的損害は、財産的損害である積極損害と消極損害、
精神的損害である入通院及び後遺障害慰謝料に分かれます。

言葉は難しいですが、交通事故賠償を自分でおやりになる
場合には、覚えておいて損はないと思います。

文章よりも例を挙げたほうが分かりやすいので書き出して
みます。


◆積極損害: 治療費・通院交通費・入院雑費・付き添い看護費
       器具の購入費など実際に支払いをするお金です。


◆消極損害: 休業損害・賞与減額補償・逸失利益(前回セミナー
       既出)交通事故に遭わなければ将来得られたで
       あろう利益です。


◆慰謝料 : 入通院慰謝料と後遺障害慰謝料があります。


これらのうち、治療に関わってくるのが、積極損害と慰謝料に
なります。

 

■まず、積極損害から見ていきます。

交通事故被害者になると、どうせ治療費は加害者か保険会社が
払ってくれるから、最高の治療を受けようとします。

ここで皆さんは、診療の形態に「自由診療」と「健康保険診療」
という2つのものがあることをご存知でしょうか?


簡単に説明しますと、健康保険診療は国の健康保険法の下で、
各診療に対する点数というものがき決められていて、健康保険を
使用して治療を受けた場合は、点数に応じた金額の3割(普通は)
を負担します。

しかし、自由診療は読んで字の如く、医療機関により自由に
診療費を決められるものです。

いくら自由と言っても限度があり、普通は健康保険診療の
2~2.5倍ぐらいが一般的なようです。

 
■大部分の交通事故の場合、健康保険証を持って病院へ治療に
行く方はいません。

なぜなら、交通事故の治療費は、自爆事故でも保険会社から
出ることを皆さん知っているからです。

まれに、任意保険に加入していない方もいらっしゃいますが、
そのような方は、初診時より健康保険のご使用をお勧めします。

又、交通事故の被害者の方でも、自分にも過失があり治療費が

高額になると予想される場合は場合は、当初より健康保険の
利用を強くお勧めします。

理由については、この後でお話します。

 
■さて、交通事故による患者が医療機関に行くと、まず支払を
する保険会社の確認をします。

事故に遭われた経験のある方はご存知だと思います。

その後、一般的には自由診療で治療を受けますが、患者さんは
1円も支払うことはありません。

医療機関は1ヶ月ごとに診療報酬明細書(レセプト)と呼ばれる
ものを作成し、1か月分の医療費を保険会社に請求します。

長くても2~3ヶ月ぐらいで完治する場合は、自由診療でもあまり

問題になりませんが、3ヶ月を超えて長期の治療が必要になった
場合は、事情が少々異なってきます。

セミナーNo.1で自賠責保険と任意保険の話をしましたが、
又それが関係してきます。


■自賠責保険の傷害部分の支払限度額が120万円のため、
任意保険会社は治療費が120万円を超えそうになると、
払い渋りをはじめます。

実際には、慰謝料や雑費の支払を考え、治療費が120万円に
達する少し前の段階から、払い渋る準備に入ります。

しかし、この120万円の限度額に到達する期間を延ばす法方が
あります。

それが、健康保険診療です。

 
■健康保険の場合は、医療機関も過剰診療をできませんので、
治療にかかる最低限の費用を健康保険組合に請求することに
なります。

 
極端な例ですと、自由診療で120万円の診療費が、健康保険では
120÷2.5=48万円になります。(自由診療で健保の2.5倍の場合)
すると、普通なら120万円の限度額に達して、任意保険会社に
下手すれば治療を打ち切られてしまう「ムチ打ち症」等でも、
この先まだ120-48=72万円分の治療費が残っていることで、
治療が継続できる可能性が出てきます。


■過失がある被害者の場合は、受け取る損害賠償額にも
影響しますので特に注意が必要です!


 詳しく説明します。
  

総治療費が自由診療で120万円かかった場合。


あなたの過失が4割だとすると自由診療なら120×0.4=48万円、

健康保険なら60×0.4×0.3=7.2万円があなたの負担額に
なります。

要するに、自由診療なら48万円、健康保険使用では7.2万円が
自腹ということです。


ここで損害賠償全体を考えて見ます。

★分かりやすいように以下のように仮定します


 総治療費(自由診療)・・・・・・・・・120万円

 総損害額(休業損害・慰謝料等)・・・・200万円

 合  計・・・・・・・・・・・・・・・320万円




自由診療の場合

あなたの過失を4割とすると受け取れる金額は

総損害額200×0.6=120万円?  

間違えです! え? 何で?

医療費の4割も負担しなくてはならないからです。
(あなたに過失があるので保険会社は医療費も6割のみ
負担します)

治療費のうち120×0.4=48万円はあなたが負担しなくてはなりません。

あなたの受け取る金額は
治療費120万円と総損害200万円を加えた総額320万円に
対して4割を負担するので320×0.6=192万円ですが、
治療費は病院に払いますので192-120=72万円です。

(200×0.6)―(120×0.4)=72万円
(この様にも計算できます)

一方、健康保険を利用すると、まず治療費は自由診療の
1/2程度で60万円、なおかつ健康保険組合とあなたが7:3で
負担をしますので次のようになります。





過失分も健康保険組合で払ってくれますのから、

健康保険組合負担額 (60×0.7)×0.4=16.8万円 

あなたの負 担 額 (60×0.3)×0.4=7.2万円

受け取れる金額は  (損害200万×0.6)―万円=112.8万円 


自由診療では    72万円

健康保険使用では  112.8万円


つまり、自由診療の治療費120万円が保険診療により60万円に
なり、さらにあなたの過失分の60万×0.4=24万円を
健康保険組合とあなたと7:3の割合で分担するのです。

これらは、過失割合や金額が大きくなるともっと差が出ますので、
あなたの状況により賢い選択をしてください。


病院やあなたの健康保険組合で「交通事故に健康保険は使用
できません」と言われても、全部 嘘! ですから
ご安心ください。

健康保険使用を断る医療機関は「交通事故で自由診療なら
2倍の治療費でもうかるのに、健康保険など使わせるものか!」
と言う悪意が見え隠れします。

又、仕事中の交通事故であれば、労災保険が適用されるので
あなたの医療費負担はありません。

交通事故の場合は健康保険や労災は使えないと言う担当者は、
本当に知らないか、手続きが面倒なのでとぼけているか,
そのどちらかです。


■このように、交通における事故の治療は色々な要因が重なる
ことで非常に複雑な形態になっています。

さらに、ニュースなどで交通事故による保険金詐欺事件が
報道されると、全てのむち打ち症被害者が、まるで仮病の如く
色眼鏡で見られる傾向は、今も昔も変わりません。

それらもまた、交通事故医療を難しくしています。

交通事故後遺障害認定でお困りの方はこちらに詳しく書いてます


【まとめ】

交通事故における医療は、様々な要因が重なることで非常に
複雑な形態になっていると申し上げましたが、その中にはある
特殊な例もあります。

診療機関による過剰診療、しかも自由診療で交通事故受傷者を
食い物にする悪徳行為も無視できません。

運悪く、そのような診療機関にお世話になってしまうと、
不要な治療や不必要な入通院をしたため、後遺障害認定に
まで影響します。
  
この先請求するであろう損害賠償と交通事故による治療は、
あまり関係ないように見えますが、実は非常に深く関わって
いることを、覚えておかれると良いでしょう。


交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら




交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら
究極の'交通事故損害賠償'請求完全マニ.../'交通事故損害賠償'交渉5 8/1 あった!.../落ち着きどころが分かっていれば…/バスと自転車の接触事故/31:控訴理由 第17~18点/法律事務所リンク集/後遺障害にも絶対負けない!交通事故損...

2007年08月13日

■知って得する交通事故損害賠償概要

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら







        「交通事故損害賠償概要」


「究極の交通事故損害賠償とは何か」と言うことを知るためには、

 交通事故損害賠償全体を理解する必要があります。


このセミナーでは、民事交通事故損害賠償訴訟における法律云々

などの知識は、交通事故損害賠償全体を把握するために必要では

ないので、最低限の記述に留めます。



大切なことは、一般の交通事故被害者が知らない、交通事故損害賠償に

明らかに存在し、しかも多くの部分が隠されている様々な問題点を、

形としてしっかり認識することです。 



近年、安全対策車や道路交通法の改正による罰則の厳格化により、

交通事故による死亡者数は毎年減少しています。

しかしその反面、交通事故により後遺傷害を発症する被害者は、

増加の傾向にあります。

短絡的に考えると、自動車のエアバッグや医療の発達により死亡者は

減少したが、死ななかったために高度の後遺障害を残す事例が増えたと

言う事ではないでしょうか。


そうした中で、自動車損害賠償保険を販売している損害保険会社が

考えたことは、究極の払いしぶりでした。

実際に、死亡者に支払う賠償金と、植物状態又はそれに近い形で生きて

いる交通事故被害者にかかる延命治療費や介護費用の額を比べると、

後者は途方もない金額になっています。

極端な例では、延命治療と介護を1年間続ければ、死亡者一人に支払う

損害賠償額に等しいか、それ以上の場合すらあります。



そうした中で、保険会社が考えたことは、日本政府が税金の徴収に使用

した時と同じ思考回路です。

日本政府は、税金は沢山取れるところから取るのが基本だが、

大手の企業からの税徴収は政党活動に影響するので、目立たないように

一般庶民から色々な形で徴収してしまおうと考えました。


保険会社も同じです。

死亡事故や、高次機能障害・植物状態の被害者の損害賠償を姑息な

手法で払い渋ったことがマスコミに知れると即社会問題扱いですので、

あまりえげつない事はしません。

また、このような案件は全て訴訟が基本ですので、保険会社は弁護士の

腕が便りです。


そこで、保険会社は交通事故被害者の中で、入通院はしたが今は

何らかの形で社会に復帰している人たちの保険金支払額を減らそうと

死に物狂いです。

自由競争の原理が社会にいきわたり、損害保険業界も厳しい競争に

勝たなくてはならず、言葉は悪いですが、どんな手段を使ってでも

払い渋ることを社員に徹底しました。

ニュースなどでご存知の方もおられると思いますが、ある保険会社では、

事もあろうに一般の人間には聖域であるはずの医師の診断書の

書き換えです。

明らかな犯罪行為を犯してでも、払い渋ろうとします。


良くあるケースは、請求されないものはそのまま支払わない事例です。

法律上は、損害を請求された場合は請求額を支払えばよいことに

なっています。

と言うことは、請求されなければ保険会社は大儲けになります。


交通事故損害賠償の知識がない被害者は、本来支払われるべき損害の

概要を知りませんし、多くのそうした被害者は、相手加入の

任意保険会社に全てを任せてしまっています。


そこで、皆さんに質問です。

保険会社の社員が被害者に支払わなくてはならない損害を全て

事細かに計算して支払うと思いましか?

保険会社の社員全てがそうとは一概には言えませんが、いずれにせよ

出来るだけクレームのこない範囲で支払額を低く抑えようとします。

ある保険会社では、被害者からのクレームさえ黙認している

場合があります。



「当社の基準で算出しております」と言う言葉と共に、

すずめの涙ほどの賠償金で示談させようと懸命に努力をする保険会社の

姿こそが、今の交通事故損害賠償の実態を明確にあらわしています。



統計によれば、交通事故の5割以上は追突事故であり、被害者の

ほとんどが頚椎捻挫と言う他覚所見に乏しいむち打ち症です。

ちりも積もれば山となると言うことわざのように、死亡事故に

支払われる損害賠償金とむち打ち症被害者に支払われる損害賠償金が、

同じかむしろ多いとしたら?

そこで、この頚椎捻挫被害者いわゆる「むち打ち症」の出費を抑え

られないものかと、保険会社は考えました。



高度成長期の日本では、追突事故によるムチ打ち症を装った保険金詐欺が

大変多く、保険会社は頭を悩ませていました。

しかし、保険会社はいつしかそれを逆手にとって、本当に苦しんでいる

被害者を、ある意味で慰謝料目当ての被害者と同様に扱い、保険金の

支出を抑えてみました。

さらに、ほんの一部のムチ打ち保険金詐欺の被害者を大げさに

社会問題化させ、世間を見方にして、この作戦は大成功です。


仮病扱いして保険金の支払額を抑える究極の払い渋りに、症状の重い

多くのムチ打ち被害者は泣き寝入りさせられ苦しんできました。




しかし、一方的に保険会社だけを攻めることは出来ません。

なぜなら、泣いているだけで何も解決しようとしなかった多くの

被害者にも落ち度があるからです。

私は、保険会社の見方ではありません(相手は敵視しているようです)が、

「痛い、痛い」と言うだけで見た目にキズが存在しなければ、誰でも

本当にいたいの?と疑ってしまいます。


いわゆる他覚所見(見た目やレントゲン・MRIの画像で確認できる所見)に

乏しい場合は、どうしても疑われてしまいます。


「ムチ打ち」は、医学上「外傷性頚部症候群」と呼ばれ、いまだに解明

されない部分を多く残す神経系の疾患で、医師の患者に対する対応も

まちまちです。


そのような背景を保険会社が目をつけたわけですが、ムチ打ち被害者にも

対応策があるにもかかわらず、それを学ばないところに落ち度があります。


どの様なことかと言うと、他覚所見に乏しい「ムチ打ち」での

交通事故被害者の通院や保険会社対応法や後遺障害診断書の書き方の

注意点などは、日本臨床整形外科整形外科学会で検討され

学会会員には周知されています。


優秀な整形外科医を主治医とすれば、保険会社の治療の打ち切りや

無理な示談の強要を被害者が受けている場合、被害者は適切な

アドバイスをうけることが出来、さらには後遺障害認定の際にも

優位に進めることが出来ます。


被害者は、自分の症状と立たされている立場を詳細に把握し、自ら

保険会社と戦う努力をしなくてはいけないのです。




話がそれてしまいましたが、ここからは、どの時点で保険会社の

払いしぶりが頂点に達するか検証してみます。




話は戦後の高度成長期に戻ります。


その当時日本の車の台数はものすごい勢いで増加し、それに伴い

交通事故も増え続けます。

しかし、自動車保険はあまり普及しておらず、加入していない運転者も

少なくありません。

交通事故が起きてもまともに損害を賠償してもらえない被害者が、

いわゆる泣き寝入りの被害者が多数存在しました。


最悪の場合、家族を死亡させた加害者は、葬式代すら払えない経済状況であり、

残された家族はただ泣き寝入りせざる終えないと言うような事例が多く発生

したため、政府は強制保険制度(現在の自賠責保険)を発足させました。


このような事情から生まれた保険ですので、補償は人的損害に限定さ、物損には

適用されません。


先ほど、すずめの涙と言いましたが、それはこの任意保険会社の支払基準が

自賠責保険支払基準にほぼ右ならえしているからです。


実例で説明しますと、自賠責保険における傷害部分の限度額は120万円です。

傷害部分には、入通院治療費・各種雑費・休業損害・慰謝料を全て含んで

限度額が120万円です。


私は、常日頃からいつの時代の支払基準なのか、疑問に思っています。

そもそも、政府の事業として発足した強制保険制度ですが、平成14年に

制度が改正され、民間に委託されました。

その時点で累積運用益が1兆700億円あり、現在も民間保険会社は運用益を

あげています。

自賠責支払基準が上がれば任意保険会社の基準も上がります。


なぜなら、皆さんの中で1度でも交通事故に遭った方ならお分かりになると

思いますが、事故が発生すると様々な支払が生じた際、ほとんどの場合

任意保険会社があなたに代わって支払を済ませます。


これは「任意一括」又は「任意一括払い」対応と呼び、自賠責保険で支払われる

お金を任意保険会社が立て替えて支払い、後から任意保険会社が自賠責保険から

回収するシステムです。


事故の加害者が任意保険に加入していない場合は、加害者が治療費などを立替て

後から自賠責保険に請求します。


いずれの場合も、これらを自賠責保険の加害者請求と呼びます。


任意保険会社は自賠責保険から回収できる120万円までは、文句一つ言わずに

立て替えて支払いますが、120万円を超えそうになると、手のひらを返したように

払いしぶりを始めます。


被害者が治療中であっても、治療費の支払をとめたりもします。

いわゆる「治療の打ち切り」ですが、この時点が任意保険会社の

払い渋りの頂点です。


さあ!ここからが保険会社の腕の見せ所です。

あの手この手、孫の手?まで使って払い渋りますが、ここで重要なのは

保険会社が相手(被害者を)見ると言うことです。


一番先に、そして最も厳しい払いしぶりにあうのは、保険会社が

損害賠償知識に乏しいと判断した被害者です。


知識のある被害者は正当な理由を保険会社に提示し治療を続けますし、

このような被害者に下手な嘘付くと面倒なことになる事を、保険会社は

百も承知です。


私は、この時点で被害者の交通事故損害賠償知識、言いかえれば事故処理

能力の有無で、被害者の人生は大きく変わると確信します。。

まさに天国と地獄の分かれ道であることを、ある被害者の例をあげ

私のサイトhttp://jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html

詳しく説明しました。



  では、ここで最近あった出来事をご紹介します。



★先日、悪質とも思われる保険会社による払いしぶりの

 相談メールが、私のところに届きましたました。

 知らないと損する交通事故損害賠償の典型的な例です。


メールの内容を要約すると、以下のようになります。


●「昨年の12月に交通事故被害者になり、3月に後遺障害の認定を

 待たずに示談した。

 現在は後遺障害認定申請中であり、書類を提出して1ヶ月が過ぎたが

 まだ認定されない。

 認定されるか不安なので、何時ごろ結果が分かるのか知りたい?」

 と言う質問でした。


 メールの内容から判断すると、後遺障害は認定されると思われます。

 

■交通事故損害賠償の知識が多少ある方は、その驚くべき保険会社の

 行為がお分かりになると思います。


■私は、このメールを見た瞬間、思わず「うそだろー!」

 と叫びました。

 
 昨今これほど保険会社の「不払い」や「払いしぶり」が

 社会問題になっているなかで、いまだにこのような行為を、

 保険会社がしているのかと、この目を疑いました。


 私は、何故そのように早い時期に示談をして(させられた)のか

 理解に苦しみましたが、いずれにせよいくら被害者が無知だからと

 言って、反則ではないでしょうか?


 この場合、相談をしてくれた被害者が、本来はもらえた損害を

 検証します!




 まず、時系列的には以下のようになります。

 

  12月事故発生   任意一括対応開始 
    
    ↓      治療費・通院交通費
  
   通 院     休業損害等保険会社が負担  
    ↓

  3月  示談   積極損害・消極損害・慰謝料を清算
 ----------------------------------------------------------------    ↓

   通 院     治療費・通院交通費・
    ↓      
           休業損害等全て自腹

6月後遺障害認定申請  後遺障害診断書作成料・  ------症状固定---

           追加画像料など全て自腹




★本来、後遺障害が残るような案件は、後遺障害の認定結果が

 出るまで絶対示談してはいけません。

 
 上の説明を見ていただければお分かりのように、示談が成立すると

 任意保険会社からお金が支払われることは二度とありません。


 後遺障害診断書を作成するためには、最低事故発生日より

 6ヶ月以上経過している必要があり、後遺障害診断書を作成した日を

 症状固定日と呼びます。


 しかし、3ヶ月で示談をしたため、後遺障害診断書作成に最低限必要な

 6ヶ月を経過するまでの残り3ヶ月は、全て自腹で通院しなくては

 なりません。

 さらに、後遺障害診断に必要な各種の検査料、診断書作成料、

 画像診断料(RX・MR・CT等)の全てが自己負担です。

 
 示談していなければ、たとえ途中で治療費の支払を止められても、

 被害者が立て替えて払ったものを、後からきちんと回収する

 法方もあります。


 結局、相談された被害者は、示談金を幾ら貰ったかは不明ですが、

 この程度の知識レベルだとすると、保険会社の提示する金額か

 あるいは見せ掛けで少しだけ増額した金額での示談ではなかったかと、

 老婆心ながら心配しています。



▼ 保険会社の得意のトークが頭に浮かびます。


 (^_^)

「そろそろ3ヶ月ですから、当社の規定ではこれ以上治療費を

 支払うことができません。

 後は、治療費を立て替えて通院するか、ここで一旦示談して、

 6ヶ月経過したら後遺障害の認定を受けてはいかがでしょう?

 示談書にも、後遺障害が残った場合は、後遺障害の認定申請をし、

 認定されれば、自賠責保険金をお支払いしますと一筆書きますから、

 そんなに心配しなくても大丈夫ですよ。」

 >^_^< >^_^<


 
 この詭弁トークお分かりですよね?

 お分かりでないと、少々危険です。

 交通事故にあわれた時は、徹底的に保険会社に丸め込まれて

 しまいますよ!


 キーワードは、「自賠責保険と任意保険の関係」です。

 
 では実際に、この相談者がどれだけ損したか検証しましょう。
 
 
 3ヶ月で示談をすることで、任意保険会社は多額の保険金支出を抑える

 ことが出来ます。


 まず、後遺障害申請にいたるまでの全ての費用、治療費・通院費・

 休業損害・通院交通費・通院慰謝料の3か月分と後遺障害診断書作成料・

 各種画像診断料(レントゲン・MRI・CT等)・各種検査料を

 当たり前ですが節約できます。


 しかし、一般の被害者が気が付かない、というよりあまり知られてない

 自賠責と任意保険の関係を悪用して、とんでもない大きな金額の

 払いしぶりが行われています!


 
 ここで、もし後遺障害が認定されたらどうなるでしょうか?


 もちろん、自賠責保険から後遺障害慰謝料と※逸失利益が
 
 自賠責支払基準により定額で支払われます。

  
 ※逸失利益:もらえる筈であったお金、休業損害や労働力喪失に

       よる収入の減額など。

  

 しかし、自賠責支払基準は非常に低いものです。

 後遺障害を残すような案件では、仮に裁判をした場合、後遺障害や

 逸失利益は自賠責保険の基準では低すぎるとして、弁護士会独自の

 算定基準でそれらを算出し直し、自賠責保険の支払額と弁護士会の

 算出した支払額との差を、任意保険会社に対し損害賠償の一部として、

 支払を求めることになります。

 
 簡単に言うと、自賠責の金額は社会通念上少な過ぎるから、常識的な

 金額との差額をください、と言うことです。

 
 弁護士会の作成した算出基準を「地方裁判所支払基準」、略して

 「地裁基準」と呼びます。


 では、自賠責支払基準と地方裁判所支払基準とでは、

 どのくらいの差があるか見てみましょう。


 仮に、先ほどのメール相談者が、後遺障害14級が認定されたとします。
 
 
 後遺障害等級には1~14級まで、支障の程度により分かれていますが、

 一番低い14級でさえ、実際どれだけ差が出るかお見せします。



【後遺障害等級14級】     


          自賠責支払基準   東京弁護士会基準  差額
                        (赤い本)


後遺傷害慰謝料    32万円         110万円   78万円

                                
逸失   利益    定額43万円     ※ライプニッツ法  膨大
                      で算出が主流      



※ライプニッツ式計算法:詳しく書いていると大変ですので、簡単に説明
            します。将来における損害賠償を一時金で受け取る
            場合、中間利息控除と言う概念が損害賠償の概念が
            あり、中間利息を年5%の福利で計算する法方です。



後遺障害慰謝料はどちらも定額で分かりやすいのですが、地裁基準の場合

逸失利益の計算は、被害者の収入と労働能力喪失率で決まります。

被害者の収入は、事故前年の税金を含む総収入額で、サラリーマンの場合は

源泉徴収票に記載されている金額になり、基礎収入額と呼びます。


計算式は



基礎収入額×労働能力喪失率×労働能力喪失期間に対する

ライプニッツ係数です。



例えば、基礎収入650万円の中堅サラリーマンの場合です。


後遺障害14級 14級の標準労働能力喪失率=5%

        喪失期間 5年(1~5年が最多)

        喪失期間5年に対するライプニッツ係数=4.329


         650×0.05×4.329≒140.7万円



     自賠責保険との差は 140.7-43=97.7万円です。


 後遺障害部分のみで見ても、後遺傷害慰謝料と逸失利益を併せて、

 78+97.7=175.7万円の差が出てきます。


 その他にも、自賠責支払基準と地裁基準を比較して大きく差があるのは、

 入通院慰謝料と実通院日数の求め方です。

 
 自賠責基準では入院も通院も慰謝料は変わりませんが、地裁基準では

 入院慰謝料と通院慰謝料に分かれています。


 
 いかがですか?

 先の保険会社は、被害者が損害賠償の知識がないことを良いことに、

 言葉巧みに3ヶ月で示談させることで、自賠責保険と地裁基準との

 差額部分を支払わないで済みました。


 この相談者が、本来受け取れるはずの、目に見える損害賠償金と

 目に見えない損害賠償金を合わせると、かなりの金額になることが、

 お分かりいただけるかと思います。



 地裁基準は裁判のみに使用する基準ではなく、調停や和解を

 する場合でも使用可能な基準であることを、一般の方は知りません。


 裁判をせずに地裁基準で損害賠償を実現する知識と実践法方を、

「究極の交通事故損害賠償請求完全マニュアル」で優しく解説しています。
            ↓
 http://www.jiko-zero.info/kanzen/hoshou.index.html



 このメール相談者のように、知識不足から本来もらえるべき損害賠償を、

 保険会社に払い渋られる交通事故被害者が、これ以上増えないよう願って

 います。




 【まとめ】

 現代は、加害者(保険会社を含む)天国日本であり、

 加害者は知識のある被害者に、おとなしく賠償金を支払い、

 知識がない被害者には請求できる損害を教えることをせず、

 あわよくば何とか請求させない法方まで考え出し、

 わずかな金額で示談させてしまうことが出来る、不条理な社会

 と言うことです。




「究極の交通事故損害賠償請求」は、被害者が泣き寝入りしないための

究極の手法であり、交通事故損害賠償の正しい知識を身に付けることで

実現します。

知識こそ、最大の払い渋り対策の武器になるのです!



次回は、保険会社の治療費払い渋り、いわゆる「治療打ち切り」に

対処する法方を検証します。



■今後の配信予定■

No.2「交通事故における治療の概念」

No.3「高額損害賠償請求法」

No.4「後遺障害認定と異議申立」

No.5「加害者請求と被害者請求」

No.6「究極の損害賠償請求」




【編集後記】
 
 私も交通事故被害者の一人です。

 3年前に事故に遭い、現在も病院に通いトリガーポイントブロック注射を

 しています。

 リハビリのために始めたパソコンのおかげで、少しずつですが手の痺れや

 感覚麻痺が改善されてきて、最近では娘とテニスの真似事ができるように

 なりました。

 走ったりするのはまだ無理ですが、何とか来たボールぐらいは打ち返せます。

 これからも頑張って書いていきますのでよろしくお願いします。




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 最後までお読みくださいましてありがとうございました。

 
 セミナーとはちがった視点で見た損害賠償を(メールマガジン)まぐまぐから

 「知って得する交通事故損害賠償請請求」と言う題名で無料配信しています。
  http://www.mag2.com/m/0000241683.html 
 興味のある方は、購読の登録をしていただければと思います。

ブログ「知って得する損害賠償の知識」http://safely.blog115.fc2.com/

 もよろしくお願いします。
 
ご意見、ご要望などございましたら、下記アドレスまでお願いします。

 info@jiko-zero.info

「交通事故後遺障害慰謝料、損害賠償請求を考える会」

 代表 赤川 静雄


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2007年08月13日

■交通事故で留年した授業料払って!
交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら



 

 
 大学生の被害者が交通事故によって留年してしまいました。


 一年間の授業料が余分にかかるので、加害者が加入する

 任意保険会社に支払ってくれるよういいました。


 一年間の授業料を払ってもらえるでしょうか?


 
答え
 
 留年が交通事故によるものであるという根拠を示す(主張)

 ことで、1年分の授業料を請求し支払ってもらうことが

 できます。



  もらえないと最初から決め付けないで、知っていて得する

  損害賠償の知識を、このブログで増やしていきましょう!

2007年08月11日

■ある男と女の交通事故

交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら




「ある男女の交通事故物語」プロローグ 2



■交通事故を起こした運転者は、被害者が負傷したり死亡した場合や

 車を破損させた場合、民事上の法律関係である損害賠償責任と、

 刑事上の法律関係である業務上過失傷害および過失致死罪の

 責任があります。

  
 事故を起こした運転者はけが人の救護や安全の確保などが義務付け

 られていますが、警察に事故を届け出る義務もあります。

  
 しかし前回の例のように、警察への届出をせずに済まそうとする

 運転者は実際かなりの割合で存在するのではないでしょうか。


 交通事故撲滅のため、年々道路交通法は厳しくなっています。

 何十年も前であれば、さほど気にならなかった駐車違反の点数でも、

 現在では累積点で処分されるため、いい加減な気持ちでいると

 即免停になってしまいます。

  
 場合によっては駐車違反しただけで免許停止になってしまう

 厳しいものです。

  
■もし違反の多い運転者が事故を起こしてしまったら、相手の怪我

 より自分の免許の点数を心配するのは異常でしょうか?



 「ある男女の交通事故物語」プロローグ 2

  
 この綺麗なミニスカ女性は、ショッピングの度にパーキングを

 利用せず路駐したため、免許取り消しぎりぎりでした。

  
 最近は懲りて違反は無かったのですが、この日はたまたま友達と

 待ち合わせをしていたので、ついうっかり交差点で停止する

 直前から携帯を覗いてしまいました。

 自分では止まったつもりが、ゴンという音とショックで前を見ると

 前者にピタリとくっついています。

 まずいわ、わたし追突してしまったらしい。」

 一瞬、免許の点数が頭を横切ります。

  To be continued.



2007年08月08日

■損しない交通事故損害賠償の原点?
交通事故後遺障害・慰謝料・後遺障害認定・被害者請求・異議申立
など、交通事故損害賠償請求でお困りの方はこちら






「損しない交通事故賠償」



の原点が何かご存知ですか?




それは「交通事故は必ず警察に届ける」です。


「何当たり前のこと言ってんの?そんなことは常識だよ!」

とお怒りにならないでください。


ある物語を参考に、交通事故を届けないととんでもない事に

発展してしまう例をご紹介します。



「ある男女の交通事故物語」プロローグ 1


もしあなたが、ある日突然赤信号のため交差点で停車中に追突されて、

警察に電話しようとした時、あなたにぶつかってきた車のドライバーが

次のように言ってきたらどうします?


まばゆいばかりの綺麗なミニスカのお姉さんが、

「私、もう点数が無いの。お願いだから警察に言わないで!」



「修理代は全部お支払しますから、だから警察には連絡しないで・・・」

とあなたに抱きつき泣き出しました。


さあ、気持ちの優しいあなた、どうしますか?


To be continued.
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■知って得する豆知識

 
私が交通事故の怪我で手術をした時、友人やその知り合いに

頼んで輸血をしてもらい、退院してから、友人とその知り合いに

感謝の気持ちとして現金で謝礼を支払いました

その場合、謝礼を加害者あるいは保険会社に金額に限度こそありますが

支払ってもらうことができます。

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はじめまして!

赤川 静雄(赤鬼)

Author:赤川 静雄(赤鬼)
交通事故の損害賠償は、被害者に立証責任があるため、知識がなければ支払われない損害が沢山あります。保険会社の人は決して教えてくれない、知らないと損する損害賠償の知識を公開します。賢い被害者になって、大いに得しましょう!

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